ダンガンロンパ３未来編９話までの推論
４４４さんとの推論メモ
■未来編９話までのメモ
※今回の執筆は４４４さんによるものです
先週の絶望編を見て、絶望堕ちという現象は
洗脳ビデオを見ることで起こるとわかった。
そして、新世界プロジェクトについては、
開発者である月光ヶ原が苗木糾弾の場に普通にいることから、
そのものは未来機関でも禁止されているものではないはず、と前に述べた。
新世界プロジェクトの本来の使い方だが、
洗脳ビデオを見せられた記憶をそうでない状態に上書きし、
絶望から更正させることだったのではないか。
（７７期生への使い方と微妙に違うが、これは見せられた時期が昔だったからか？）
先週の絶望編では、ラストで雪染が生徒を助けに向かったが、
彼女だけではなく、後を追った宗方や逆蔵が倒され、洗脳ビデオを見せられた可能性はある。
（実際過去の記憶で逆蔵は倒されている）
この場合、彼らすら新世界プロジェクトで更正した
元絶望という可能性がある。
宗方が天願から言われたことはそのことだったのではないだろうか。
//
ダンガンロンパ世界では世界全体に絶望が広がった。
これが、完成した洗脳ビデオによるものであれば、世界滅亡待ったなしではある。
ただ、ダンガンロンパ３の時点では絶望は追い込まれていることから、
御手洗と月光ヶ原あたりが組んでカウンター映像を作ったのではないかとも思われる。
（本意ではないとはいえ、洗脳ビデオに協力した御手洗が
未来機関の支部長の席にいることから）
//
未来編は苗木糾弾のための会議召集からはじまったが、
宗方は実は苗木を評価しており、処分するつもりはなかったのではないだろうか。
苗木のスーパーダンガンロンパ２での行動理由や、自分のＮＧ行動を明かす演説について、
実際に素晴らしいと言っている。
彼の当初の苗木への認識としては、
「志は尊い。それを堂々と言うことも素晴らしい。
だが、それだけで回るほど世の中は甘くない」
というくらいだったのではないだろうか。
そして、宗方は最初の会議の時点で、
苗木を処分したり殺す気はなく、自分の派閥に取り込むつもりだったのではないか。
実際、コロシアイが始まってから、何度も苗木を殺す機会はあったのにそうしていない。
恋人である雪染も、希望と希望が力を合わせることについて苗木に言っているし、
宗方は今週の未来編で学生時代について言ったことから、他人と力を合わせることの大切さを知っている。
そして苗木は問題はあっても有能な人材であり、
「宗方の考えをわかってもらった上で」派閥に取り込むつもりだったのではないだろうか。
//
宗方のＮＧ行動についてだが、現在有力仮説として「扉を開けられない」があるが、
これについて疑問がある。
流流歌の遺体には、心臓を刺されるだけではなく、全身に無数の傷があり、
これまでの襲撃者の犯行とは違った。
流流歌殺害は、これまでの襲撃者によるものではなく、宗方によるものではないだろうか。
そして、流流歌はドアの前にバリケードを築こうとして失敗しており、
ドアを閉めた部屋にいたと思われる。
苗木、霧切。流流歌、十六夜のように、関係者同士は対応するＮＧ行動になっており、
宗方のＮＧ行動は雪染絡みだったのではないだろうか。
//
参加者はタイムリミットになると薬で定期的に眠らされるが、
このとき何をされても起きないのだろうか？
薬からの目覚めタイミングの直前に殺害が明かされた流流歌の遺体には、
拷問を受けたような跡がある。
これは苦痛を与えられれば睡眠から目覚めることを意味してないだろうか。
（そして流流歌は拷問を受けた）
流流歌以外の襲撃者による犠牲者が、心臓を一突きにされているのは、
睡眠から起こさないで確実に殺すためではないか。
そして、宗方は片目を潰された激痛で、睡眠薬を投与されても意識を保ち、
行動できるのではないだろうか。
//
忌村だが、逆蔵が死亡を聞かされたとき、少し動揺していたり、
宗方に報告するとき気まずげだったあたり、
逆蔵から、そして宗方派閥から身内扱いされていたのではないだろうか。
希望ヶ峰学園を退学になった忌村を拾ってきたのは宗方たちであり、
雪染がいることから退学の真実も知っている。
そしてバーサークしていても朝日奈の傷を気にするあたり、
信頼できる人格でもある。
宗方は忌村を最初から味方サイドとして呼んだのではないだろうか。
//
未来編は苗木糾弾会議の招集から始まったが、
宗方は苗木を処分つもりはなかったのではないかとも述べた。
では会議の本題がなんだったのかと言えば、流流歌（と十六夜）の処分だったのではないだろうか。
流流歌が独自派閥を作って未来機関からの独立を企んでいることは黄桜も知っており、
そのために麻薬並みの依存度があるお菓子を使っている事も想像に難くない。
そして性格はクズである。
苗木にどうしようもない人間もいると教えるため、
そして忌村を呼んだのは因縁の決着に立ち合わせるためだったのではないか。
//
宗方の７７期生の危険視だが、狛枝に原因があるのではないか。
狛枝は江ノ島に関係なく、最初から危険人物な上に
才能が自動発動かつ厄介すぎる。
一応原作だと新世界プロジェクトが正常動作すればちょっと丸くなりはするが、
歩く災害なことに変わりはない。
現在のジャバウォック島の状況も狛枝の幸運の支配下とも考えられる。
想定しうる今後の流れとしては
宗方が差し向けた艦隊の攻撃でジャバウォック島が焦土になって、
コールドスリープ中の７７期生が全滅する中、
攻撃のショックで狛枝が幸運にも目を覚ます。
狛枝一人が復活するためにクラスメイトたちが犠牲になる。
そして希望であるカムクラは当然無事、という。
//
コロシアイの襲撃者による犠牲者だが、どれも力が必要な装飾をされている。
特に壁にめりこんでいる忌村については人間業とは思えない。
（ゴズあたりならできるかもしれないが、すでに死んでいる）
これは、襲撃者に月光ヶ原ロボの操作権が与えられているのではないだろうか。
ロボなら力もあり、モナカは殺していないと言っていたが、
ロボがやっていないとは言っていない。
バリケードの密室にいたゴズ殺害も、月光ヶ原ロボが遠隔操作で行ったのなら
可能である。
